こんにちは、あほろです。
本日は「手料理で妻を喜ばせるコツは、味よりもキッチンを使用前よりきれいにすること」と題しまして、キッチンのコンロ・水回りの掃除方法についてご紹介したいと思います。
私は、このコロナでの巣篭もり生活で料理にハマり、週末に自宅居酒屋を妻と開催することが趣味のサラリーマンです。Youtubeに多々いらっしゃる師匠のおかげで、料理のスキルとレシピの数は少しづつ増えていきましたが、本日お伝えしたいの「味」ではなく、お掃除の方!
私をはじめ、普段家事としての料理はしないが、週末に一念発起してしまう一般男性の皆様に警告です。家族・妻・彼女のために、と頑張って料理をしても、その後のキッチンがカオス、さらにその後始末を任せてしまった日には、料理を作ったメリットなぞ簡単に吹き飛んでしまいます。
手料理で奥様を喜ばせるコツは
味よりもキッチンを使用前よりきれいにすること
この格言(があるのか知りませんが笑)は経験上真実です。
ただ、掃除はどうしても苦手、、、という方もおられると思います。
実は私もそうで、普段の家の掃除はほぼ妻におまかせ(妻よ、ありがとうございます!)。ただ、料理にも似ているところがありますが、普段の掃除はあまり気乗りしなくても年末の大掃除はがんばっちゃう男性方、意外と多くないですか?私もそのクチで、大掃除はキッチン・換気扇、水回り担当として張り切っていました。
3年ほど前、ちゃんと掃除を勉強しようとネットで調べたところ、色々目からウロコの発見があり、試してみたところ効果テキメン。掃除が楽しくなっていきました。
以降、週末のキッチン・水回りの担当は私になり、夫婦関係も良好に保たれてい(ると信じてい)ます。
そんな私がキッチン掃除のノウハウをご説明させて頂きます!
私は仕事の関係で住んでいたメキシコで、現在の妻と出会い、結婚。今は日本で一緒に暮らしている普通のサラリーマンです。自己紹介については以下記事にまとめておりますので、ぜひご覧ください。
キッチン掃除3種の神器
まずはじめに、キッチン周りの掃除に必要なマストアイテム3点をご紹介します。
①食洗機
いや、いきなり金に物言わせんのかい!というツッコミはあると思いますが、これはぜひ買ってください。使っている方で、「いらなかった!」という声が(ほぼ)聞こえてこないのが答えです。
実際にやってみてわかるように、洗い物ってめんどくさいですよね。
そう、毎日やられている奥様は「常にめんどくさい」のです。それを初期投資で解決できるのであれば、時間的にも経済的にも夫婦関係的にもメリットあり。初期投資は十分ペイできます。仮に迷われているのであれば、すぐ買ってください。こういった時短家電はその効果をできるだけ長く享受したほうがいいので、買い時は常に今です。
- 料理中使った小皿や器具はさっと水洗いし、食洗機へGo
- 食事後のお皿もさっと水洗いし、食洗機へGo
これだけでシンクは常にスッキリ、ストレスフリーです。
更に追加のメリットとして
- 手洗いによる肌荒れ防止
- 高温洗浄による殺菌効果
までついてきます。
実は食洗機はとっても経済的。水道代はもちろん、冬場のガス代を考えると、ざっくり年間1万円手洗いよりも安くなります。数年使えば、小型・外付けタイプであれば経済的にペイできます。これに時間創出と奥様のご機嫌までついてくるのですから、買わない理由はありません。
私も先入観で、どうせ落ちないしな〜とか電気代もったいないな〜 と思っていたこともありましたが、今の食洗機は本当に優秀です。
ちなみに私はビルトインタイプのものを使っています。当時はいらないかな、、、と思っていましたが、値下げ交渉の中でサービスしてくれる(タダ)というのでつけました。結果、大正解!!
いくつか試しましたが食洗機用洗剤はこれが気にっています。匂いと油汚れの落ちが違う気がする…
②【最強】セスキ炭酸ソーダ =油汚れ
セスキ炭酸ソーダ。これが本日一番皆様にご紹介したかったものです。
簡単にご紹介すると
- 重曹と炭酸ナトリウムを主成分としたアルカリ性洗剤 = 油汚れに最適
- 界面活性剤入の(石油系)洗剤と比較し環境負荷が低い
- 重曹と比較し、アルカリ度が高く、水に溶けやすい =スプレーで使える
初めて使った時、冗談抜きで感動しました。
今まではコンロや換気扇の油汚れは実家で使っていた某「油汚れ マジ○○リン」を使っていました。界面活性剤系の洗剤ですね。泡タイプのスプレーで、ちょっと待つと油が浮かんでくる、というタイプのやつです。うちの実家に限らず(CMのパワーで)一番有名な油落とし洗剤ではないでしょうか。
今コレを使っている方、すぐにセスキ炭酸ソーダを買ってください。100円で買えます。マジで全然違います。某「油汚れ マジ○○リン」と比較し、
- スプレー後、待つ必要がない。
- 泡ではなく、水溶性なので拭き取りが楽
- 環境負荷が低い。
- なにより油の落ち方が段違い!!!
某「油汚れ マジ○○リン」を使っていたときは、換気扇や昨晩のコンロ汚れなどは、一回では全然落ちないですし、黒い汚れや油の塊に四苦八苦でした。泡の拭き取りも二度三度と必要で手間。
セスキ炭酸ソーダを使えば、シュッとスプレーし、それをキッチンペーパーで拭うだけで、スーッと油が落ちていきます。ちょっと頑固な汚れの場合、一回で拭き取れなければ、もう一度スプレーし拭き取るだけ。本当に楽ですし、何よりきれいに油汚れが落ちるので掃除が楽しくなってしまうほど。
ちなみに一年ぶりに掃除した換気扇のBefore/Afterがこちら(閲覧注意)。
【Before】【After】
セスキ炭酸ソーダ+金属タワシだけでここまで綺麗になります。(もちろん、こうなる前にこまめに掃除しましょう←私)
コンロの油落とし以外にも、油汚れ全般に使えますので、ドアノブやクッション等の手垢・皮脂汚れにも使えますし、襟の黄ばみにさっと掛けて洗濯機に入れるのも効果的。生ゴミ用のゴミ箱にさっとかければ簡易的な消臭効果も見込めます。
デメリットとしては以下。
まあほぼデメリット無しですね。
なお、上記の写真のボトルは100円ショップ(ダイソー)のものですが、毎回これを買ってはいけません。お近くのドラックストアやネットショップで500g入が数百円で売っており、小さじスプーン1杯をこのボトルに水に溶かして使えば、半永久的(笑)に使えるので超経済的。家計に優しいのも大きなメリットですね。
③クエン酸 =水垢落とし
同じく水溶性のスプレータイプですが、セスキソーダがアルカリ性で、こちらのクエン酸がその名の通り酸性になります。
つまりセスキ炭酸ソーダ(や重曹)で落とせない汚れ=水回り・水垢落としに最適です。
シンクや排水溝、水道の蛇口にシュッと吹き替えて乾いた布やキッチンペーパーで吹いてあげれば、あっという間に鏡面仕上げです。
大掃除のときは排水口に重曹をふりかけ、そこにクエン酸をかけてあげると、化学反応でブクブクと泡立ち、奥の汚れまで取れるのでおすすめです。重曹(アルカリ性)で油落とし、クエン酸(酸性)で水垢・除菌のダブル効果が狙えます。
また、クエン酸は除菌や消臭効果も高いので、排水溝やトイレの掃除でも活躍してくれます。
これも同じく、最初だけダイソーでボトル付きを買って、後は詰め替えて使っています。
料理中に気をつけること:「ためない」
さて、道具も揃ったところで、実際の料理中に気をつけることをご紹介します。
コツは唯一つ、ためないこと、です。
①すぐ拭き取る
汚れ・油はねを貯めないこと。
料理中は常にセスキ炭酸ソーダのボトルとキッチンペーパーを手の届くところに常備。工程ごとに、飛び散った材料はもちろん、油ハネをさっと拭くことを意識。これだけで最後の掃除の手間が全然違います。
②軽くつけおき→食洗機へGo
シンクに洗い物を貯めないこと。
使った小皿や料理器具は、汚れがついているものは少し水につけおきしてから、食洗機へGo。このクセをつけておくだけでシンクがカオスになる可能性は激減します。
まとめて食洗機へ、というの地味に手間なので、使ったものはすぐ食洗機に置く。これが大事ですね。
- 料理中使った小皿や器具はさっと水洗いし、食洗機へGo
- 食事後のお皿もさっと水洗いし、食洗機へGo
③鍋・フライパンは使ったらすぐ洗う
鍋は後で洗えばいいや、とコンロの脇やシンクに放置している方、余計な仕事が増えるのですぐやめましょう。
見た目も悪く、心配で見ておられる奥様・彼女の精神衛生上もよくありません。
鍋やフライパンは使用直後の熱いうちにすぐ洗う。これが鉄則です。油汚れは時間たって冷めるとこびりついてしまい、洗い物がより大変になってしまいます。
鉄製のものであればブラシでごじごし洗ってOK。できればお湯で洗うとよりベターです。その後、裏面と柄の部分のみ、洗剤でさっと洗いましょう。
テフロン等のコーティング付きのフライパンはブラシは厳禁なのでさっと水で汚れを落とし、優しくスポンジ洗剤で。
洗った後はシンク脇に立てかけておき、食事後に水を拭いて棚に戻せば完璧です!
(鉄フライパンは薄くサラダ油を塗っておくと、サビ防止+くっつき防止になるのでおすすめ)
おまけ:三角コーナーはいらない!
これは掃除とは直接関係ないのですが、シンクに三角コーナー置かれている方、あれはいらないです!ゴミをあえて見える場所である「シンクに貯める」メリットは一つもありません。存在が謎です。
シンクのそばに小さなゴミ袋を引っ掛けておいて、野菜くずやゴミはそこにポイ。細かいものは、排水口に浅底のネットを掛けておき、料理後にネットごとその袋にポイ。排水溝のカバーをさっと水洗いし、クエン酸をシュッと吹きかけ、新しいネットをかぶせます。最後に小さいごみ袋を縛って生ゴミ用のゴミ箱に入れれば終了。
三角コーナー、いりません
※偉そうに言いましたが、これに気がついたのは1年くらい前。昔業務スーパーで大人買いした大量の三角コーナーネットの使いみちに困っているのは私です
最後の一手間を忘れずに
ここまでやれば奥様の機嫌を損ねることはほぼないですが、我々が目指していることは「料理前よりきれいに」ですので、最後の一手間を惜しんではいけません。神は細部に宿る様に、夫婦関係も小さな+αの積み重ねですので、もうひと頑張りです!
①水しぶきを拭き取る
シンク周りの水しぶきを乾拭き(乾いたきれいなタオルやキッチンペーパー)
これは非常に重要です。見た目はもちろん、水垢対策になります。
さすがにシンクの中までやる必要は全くありませんんが、シンクの中にカスが散乱していることは厳禁ですので、スポンジでさっと洗うことは大切です。
その後、シンク周りや食洗機周りをさっと乾拭きしておくだけで、「きれいになった感」が全然違います。
②アルコール除菌スプレー
これは見た目より、除菌消臭対策として重要です。
使ったまな板、包丁、キッチン台にアルコール除菌スプレーを吹きかけるだけでOK。これは拭き取る必要はありません。(キッチン台だけは水ムラが気になる場合、さっと拭いておくのはOK)
私は業務スーパーのものか、フマキラーのキッチンアルコール除菌スプレーの詰替BOXをネット通販で買っています。
一時期のコロナでの品薄や価格高騰が落ち着き、普通に購入できるようになってよかったですよね。
③洗剤いれて食洗機のタイマーON
最後の最後、食洗機の準備です。
洗剤を予め入れておき、深夜寝ている間に稼働する用にタイマーをセットしておけばOK。タイマーのメリットは以下です。
- 夜間料金で電気代を節約
- 多少洗浄音がするので、寝ている間にやってくれた方がベター(気にならないレベルですが)
- 最後にちょっとコップを追加等ができる&稼働忘れ対策
これで完璧!あとはゆったり家族・夫婦の時間を楽しみましょう!!
まとめ
最後にまとめです。
- 料理をする場合は、料理前よりキッチンをきれいにすることが重要!
- キッチン掃除の3種の神器:食洗機、セスキソーダ、クエン酸 を揃える!
- 料理中に「貯めないこと」が大事!”ながら”掃除を意識
- 最後のひと手間を忘れずに!
きれいなキッチンを眺めながら、もう何もしなくていい状態で、ワインで乾杯なんかしちゃったら、奥様・彼女の満足度は100%間違いなしです!笑
それでは、皆様も楽しい自宅居酒屋ライフをお過ごしください。
以上!
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